2004/08/05

専業主婦になりたいのに、 なぜかどんどん結婚が遠ざかってゆくんです。  

キム兄: それでも結婚したら仕事を辞めて専業主婦になりたい…。ううむ、そこまで専業主婦にこだわるのは、どういう理由なんでしょうね。


まい: やっぱり専業主婦って女性の理想じゃないでしょうか? たくさんお金を稼いでくれるダンナさんを持って、自分はエステに行ったり友だちと遊びに行ったり…。

キム兄: 専業主婦だからって遊んでるわけではないでしょう。料理だって洗濯一つにしたってね、きちんとやろうと思ったら結構たいへんなんですよ。主婦だからラクというふうには僕は思わないですけれども。


まい: それは夫選びが間違っているからですよ。別にお料理や洗濯が嫌だというのではなくて、わたしはもっと別の意味での内助の功、社交界で活躍して夫を助けるようなことがしたいんです。ほら、雑誌で「フォーチュン」ってご存知ではないですか? 世界のお金持ち100人なんて記事が載っている。

キム兄: ああ、ありますね。読んだことはないですけど。


まい: あそこに載るような夫を見つけたいんです。そして記事のなかで夫が「私の成功は妻のおかげです」とコメントして、わたしは夫の隣でにっこり笑っているという姿を思い描いているんですけど。

キム兄: そこまで具体的に想像してるわけですか。


まい: わたし、強く願った夢は必ず実現すると信じていますから。毎日ノートをつけてます。専業主婦になる夢はもう何年も思っていることなので、本当に具体的にいろいろ、細かなことまで想像が出来上がっているんです。


キム兄: なるほど。それで、いままでその方法は効果ありましたか?


まい: もちろんです。ただ、なぜか結婚に関してだけは上手くいかなくて、だから悩んでいるんじゃないですか。

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ショートショートショート:遅刻のいいわけ

 「遅いな~どんだけ待たせるんだよ」 「ごめん、電車に乗ろうとしたら間に合わなくてさ」 「それでこんなに遅れたのか? 一本乗り遅れるくらいならこんなに遅刻しないだろ」 「いや、次の電車乗ろうとしたけどリズム合わなくて」 「大縄跳び感覚で言うな」